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組織文化をつくり直す

2018年10月 1日

先日、当社設立30周年の社内イベントを行いました。
本来でしたら、お祝いです。よく30周年を迎えることができました。ありがとうございます。この先も頑張りましょう、となると思います。

ところが私は全く祝う気持ちにはなれませんでした。

それは、私たちがありたい姿と乖離しているように感じるからです。
これまでの道のりや現状に対する満足という気持ちよりも、ありたい姿とのギャップに対する危機感の方がはるかに大きいのです。

どこに課題感があったか。
それは、組織文化についてです。


■何でも話せる、風通しのよい組織文化

昔話はあまり好きではありませんが、昔はなんでも率直にものを言える文化がありました。
何でも率直に言う人がたくさんいたのです。
私は常々こう言っていたのです。

・お客様の満足
・仲間の働きがい
・会社の利益

「この3つに照らしあわせたら、何でも言っていいからね、なぜならその意見に間違いはないから」と。

会社が大きくなるにつれてこの文化が薄れていきました。
誰の責任でもありません。私の責任です。

これは、コミュニケーションの問題です。
いわゆる大企業病の典型的な初期症状なのです、きっと。

言えばいいのです、3つに照らし合わされていれば。
でもこれができない。
なぜか。

対話が足りないのです。
部門間の、そして、上司と部下の。

ではどこから手をつければ良いのでしょうか。
私は上司の人たちに伝えたいことがあります。
それは、「上司のほうから部下に話を聞きに行ってください」ということです。

人間、自分からは言わないけど、人に聞かれたら話すことって多々ありますよね。

すり合わせしてちょっとずつ良くなる、の繰り返し。
これが積み重なって事業は前に進むのですから。

徹底的に風通しのよい組織にしようと思っています。


■自分の頭で考える組織文化

「仕事に使われている人がいる」

最近、こう感じることが多くなりました。

考える人になっていない。
本来はひとりひとりが主体であり、仕事を作り出すべきなのにそうなっていない。

なぜこうなるのでしょうか。

事業のビジョンと、現場で起こっている現実との行き来が全員に徹底できていないからではないかと思っています。

私たちは小売業でありながら売上や利益の目標に過度に振り回されることはありません。
Magnify Lifeを掲げて以来、はるか遠くを見据えているからです。

この遠くにあるビジョンと、それと同時に現場にある限りなくリアルな現実。


これを全員が行き来しながら仕事をしていれば、自ずと課題に気づき、自分の頭で考えるはずなのです。

手前味噌ですが、ジンズの社員は褒めてもらえることも多くあります。
私たちは、素晴らしい仲間と働いているはずなのです。

自分の頭で考えられないはずがありません。

組織文化再構築のもう一つのテーマは、自分の頭で考える組織文化、です。

もう30周年は過去です。
未来を見据えて、もう一度ジンズの組織文化を創りはじめます。

※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。