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Connecting the dots

2017年9月 8日

下記は、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業生向けて行ったスピーチの、非常に有名な一説です。

Connecting the dots(点と点をつなげること)

リード大(ジョブズが入学後半年で退学した大学)では当時、全米でおそらくもっとも優れたカリグラフの講義を受けることができました。飾り文字を学び、文字を組み合わせた場合のスペースのあけ方も勉強しました。何がカリグラフを美しく見せる秘訣なのか会得しました。科学ではとらえきれない伝統的で芸術的な文字の世界のとりこになったのです。

もちろん当時は、これがいずれ何かの役に立つとは考えもしなかった。ところが10年後、最初のマッキントッシュを設計していたとき、カリグラフの知識が急によみがえってきたのです。そして、その知識をすべて、マックに注ぎ込みました。美しいフォントを持つ最初のコンピューターの誕生です。もし大学であの講義がなかったら、マックには多様なフォントや字間調整機能も入っていなかったでしょう。

将来を最初から見通して、点と点をつなぎ合わせることはできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
であれば、我々は今やっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶことを信じるしかない。直観、人生、運命、カルマ...なんであろうと。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。


これから人生の新しい章を歩み始めるスタンフォード大の卒業生に対して、最高のスピーチであるだけでなく、学生ではない、ビジネスの世界でのキャリアが長くなりつつある私たちにも、大いに示唆があると感じています。

JINS SCREEN、JINS MEME、大学との産学連携、中国や米国への進出など。

今のJINSを形作ってきたいくつものことは、
思えば当初は、まさかそんなことがアイウエアに関係があるのか、ビジネスになるのか、という、まさに「点」でしかありませんでした。

しかし、点と点がつながり、それがカタチとなり、ヒット商品へと成長し、新たな点をもたらし、またそれらがつながっていく。
不思議な力が働いているように見える出来事も、きっと「Connecting the dots」で説明できるのでしょう。

翻っていま、私は点を作れているだろうか、と考えます。
しかも、「既存の延長線上にはない点」を。

既存の事業を磨きつつも、「一見、いまとは距離が遠く見える点」を、
「ほかの人がまだ、何かとつながると想像できていない点」を、見出していきたいと思います。

そのためにはもっと、新しいもの、無関係に見えるものにチャレンジしていかなければいけませんね。

それこそが、私たちの未来を紡ぐものになるはずですから。

※社長メッセージは記事掲載時点における最新の情報や考えを、敢えてそのまま掲載しています。よりタイムリーにメッセージをお伝えすることを重視しているため、メッセージ内で掲載されている内容と、公式に発表されている実際の取り組みに多少の差異が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。