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「人間万事、塞翁が馬」「好事魔多し」

2012年11月30日

前回、数字で見るジェイアイエヌの成長と題し、いくつかの数字を具体的に上げて成長感をお伝えしました。一見、全てが順調に見えます。勝っているように見えます。好調に見えます。

しかしながら、こういう時こそ、危ないんです。こういう時こそ、落とし穴があるんです。

幸か不幸か、私は「創業数年で、若くして成功した経営者」ではありません。経営者として長い下積み期間を経て、今があります。その経験の中で、いくつかの原理原則を痛感させられてきました。そのうちの一つが、好調時にこそ、自らを戒め、身を引き締めなければならないということです。

私はここ数年、ビジョンを確立し、ビジョンに基づいて事業を行うことに全力を尽くしていますが、その努力が徐々に形になりつつある今、むしろ危機感が増しています。なぜなら、「慢心」が起こるからです。これは私自身に対する戒めでもありますが、組織全体に戦勝ムードが漂い始めると、様々なことが緩みます。自分たちを過大評価し、改善やイノベーションが止まります。他者とのコミュニケーションの中にもその慢心が見え隠れし、相手の心が離れます。つまらないミスも頻発します。

ある程度の成長をすることができたことは事実ですが、緩まずに更なる成長を実現できるかは、全くもって、これからのチャレンジです。勝負は、これからなんです。

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