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即断即決と「ゆらぎ」

2014年4月 3日

思い切った決断や、意思決定。

私はときどき、「意思決定が早い」、「大胆」などと言われることがあります。

しかし、自分自身では必ずしもそうだとは思っていません。
実は、「即決するもの」と、「敢えて即決せず、思考を熟成させるもの」とに分けているのです。

その基準は、何か。

それは、「この決断が、尾を引くかどうか」です。

即決しても取り返しがつく、すぐに戻ってこられる問題については即決します。
これを、時間をかけて引っ張ってもあまり意味がありませんし、結論もそれほど変わりません。
即決することに意味があります。

一方、ここで行った決断が延々とさまざまな事象に影響し、取り返しがつきにくいものについては逆に、「即決してはいけない」というブレーキを踏んでいます。「尾を引く決断には、気をつけろ」と、自分を戒めているのです。

巷では、「即断即決」、「良いベンチャーは決断が早い」といったことが良く言われますが、私は、問題の性質次第だと考えています。

即決が後々尾を引いて、取り返すのに大きな代償を支払うことになるのなら、時間をおいて考えなおすことこそが重要。

私はそれを、「ゆらぎ」と呼んでいます。

即断即決と同じくらい、「ゆらぎ」を大切にしていると言ってよいかもしれません。

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